こんにちは。
久しぶりに書評をしたいと思います。
「日本一稼ぐ弁護士の仕事術」福永勝也様 という方が書いた本ですが、読んでいると特段、稼ぐことに特化した内容の本ではなく、日々の仕事の進め方や考え方など内容が多岐にわたり、とても勉強になります。
本の内容を全てご紹介するのは難しいので、自分が特に勉強になったと思った部分を紹介していきます。
ストレスは幽霊と同じ?コラム②
P177に記載があるのですが、目次の合間にあるコラムがとても自分に刺さったので紹介します。本の内容を記載したところは、分かりやすく赤字にしました。
「客観的に恐怖や不安や不快感を覚える状況に対して、主観的にどう感じるかは別にコントロールできるもの」「ストレスについても、ストレスを感じそうな客観的な状況であっても、主観的には何の不快感も覚えずむしろ楽しみに変換することは必ずできます。」といったことが書いてありました。
客観的な事実があって、それに対して自分の感情は主観的ですよね。客観と主観を分けて考え、主観をコントロール出来ればストレスも解決できるのではないかという話ですね。
自分もそうなのですが、「納得がいかないこと」とか、「自分のプライドを踏みにじられるようなこと」を言われた時などに、腹が立つことってありますよね。
そうした時に、私の場合はその場で相手に感情をぶつけることはほんとどないのですが、家に帰ってきてふとした時に、思い出すことがあります。そうすると、あとから腹が立ってきて、とても嫌な気持ちになります。妻にこういうことがあったから聞いてよと話したりして、少しずつ自分の感情を外に出して、沈静化を図っている感じですが。
自分が嫌な気持ちになったことは、主観的なものですから、それは自分自身でコントロールができることですよとこの本は書いているのです。
続いて、「自分は特別な何物でもないし、最初から名誉もプライドも何もない。どんな選択肢であってもこだわりなく受け入れる、と思っていれば、そこから逃げる必要ないので、ストレスという感情は湧き上がって来ないのだろうと思っています。」
私は特に特別な者といった意識を持ったことは無かったのですが、そもそもプライドを持っているから、それを踏みにじられるとイライラするのです。だからプライドを持たないことがストレスを感じないために必要なことなんだなと思いました。
何か仕事を一生懸命にやっていたり、何か自分でコツコツやって積み上げてきたものに、自信を持つことは大事だと思いますが、別にプライドを持たなくてもいいのかもしれませんね。
勿論、プライドを持つこと自体が全てダメなのではなく、いい意味では、「誇り」や「信念」という言葉でも言い換えられることですから、大事にする部分はあっていいと思います。
ただ、悪い意味では、「虚栄心」や「頑固さ」と言えるので、うまくバランスよくプライドとは付き合っていった方が良いですね。難しいですが。
プライドと自信の違いについて
少し話が飛躍しますが、AIにプライドと自信の違いについて、聞いてみました。
プライド:
「自分はこうあるべきだ」「これは譲れない」という価値観や信念に基づく感情。
→ 他人との関係や評価に影響されやすい。
自信:
「自分にはできる」「これはうまくいく」という実力や経験に裏打ちされた感覚。
→ 内面的で、安定していて他人に左右されにくい。
普段何気なく使っている言葉ですが、結構意味は違うんですね。
プライドは他人との関係や評価に影響されやすいとありますから、特に自分が持っているプライドについてはしっかりと向き合っていく必要がありますね。
本にあるようにプライドなんか無くせというのも大事だと思いますが、ある程度は持っても良いような気もしますので、自分の中で整理した方が良いと思います。
本来の締切期限を考えず、今を起点に作業を開始する
これも本文にあったのですが、とてもいい内容でした。
締切期限があると、それまでに終わらせればいいと考える人が多いのではないでしょうか。
でも、締切期限に合わせて仕事をこなしていると、期限ギリギリに何か突発的な仕事が入った時に締切に間に合わなくなるリスクがあるのです。
だから、依頼を受けたその時から仕事をスタートするなら、なるべく早めに仕上げ、勿論、雑にやってはダメなので、見直しをして提出する。
こうしたサイクルを繰り返していくと、この人は仕事が早いという印象をクライアントに与えることができ、また仕事の依頼が来る可能性がアップします。
こうして、信頼を積み重ねていくことが大事だと思います。
私はそうしています。
人からの誘いは内容も聞かずにOKする
著者のノリの良さを表していますが、人からの誘いはどんなに忙しくても参加するようにしているとのことでした。理由はそこでの出会いは、その時、その瞬間しかないから大事にしたいんだということでした。
幕末の高杉さんの言葉を引用されてました。
「情けあるなら今宵来い。明日の朝なら誰も来る」意味としては、本当に同志なのであれば、今夜駆けつけてくれ。明日になってから来たところで信用できないよ。ということらしいです。
幕末の時代なので、少し極端な気がしますが、自分が人を誘う立場になって考えてもらいたいのですが、何回か誘いを断られたらもう誘うのをやめようかなって思いませんか?勿論、その人との関係性が続かなくてもいいと思うのであれば、それでもいいですが、人間関係を続けていきたいと思う相手なのであれば、なるべく短時間でも行くべきでしょうということですかね。
そもそも人を誘うという行為は、なかなか誘う側に勇気がいるものです。誘ってくれているうちが有難いと思った方がいいのかもしれませんね。
まとめ
内容が盛りだくさんなので、まとめが難しいのですが、「ストレスとの向き合い方」「仕事の進め方」が多く学べます。最後の章では、この著者は今の仕事に拘らなくていい。新しい仕事も5年もやれば一人前になるということを話していました。
他に情熱を持ってやりたいこと仕事があるのであれば、それは何歳から始めても決して遅くはないということでした。
この著者は司法試験に受かるぐらいですから、本人は普通と言っていますが、そんな事は無く、一般人よりもかなり脳のスペックが高いと思います。故に、様々なことに取り組んでも覚えが早い気がします。
私の趣味の友達に東大生の人がいますが、脳のスペックがやっぱり違うなと思うことは多々あります。
麻雀を一緒にやった時にこいつには絶対に勝てないなと感じました。やはり人間の能力にはそれぞれ違いがあるので、自分の能力を見極めて、仕事を選択していくことも重要な要素に思います。
不器用な人がいろいろなことに手を出すと、専門性は磨かれませんので、注意した方が良い気がします。
一般人は下記の言葉のように考えた方が良いと私は思います。
「20代のうちは何でもやれ」「30歳で方向を決めろ」「40歳で成し遂げろ」
本田宗一郎の言葉では、
「40歳までに自分の仕事を確立しなければならない。40歳を過ぎたら挑戦ではなく責任を果たす時期だ」とあります。
私はこの考え方に共感しています。



コメント