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法人と会社員のお金の貯まり方の違い

補償内容

こんにちは。

法人として、約5年が経過したので、個人的に会社員と一人社長をした結果、お金の貯まり方に大きな違いがあるなと感じたので、そんなことを記していきたいと思います。

結論からいうと、法人の方がお金は確実に貯まりやすいです。
※この記事は、法人で貯めたお金を個人に移すことを考えていません。法人のお金ですから自由には使えませんが、まずは資産を築くことが大事だと考えているからです。まず働かなくても食べていける状態をどうやって作るのかと考えるときに、法人にお金を残すのがベストです。

資産はまずある程度(1,000万円ぐらい)貯めるとそれを株式などで運用すると雪だるまのように増えていきます。一番大事なことは、まずはある程度の塊となる資産を作ることです。そのために、法人は使い方によっては便利だよねっていう話をします。

会社員の場合は、手取りが管理されているという点がやはり一番お金が貯まりにくい部分です。

何故かというと、口座に入金されるお金は、給料の手取りであって、先に税金が引かれた状態で入ってくるので税金の支払いが早いのです。厚生年金の支払い分は、勤め先が半分負担してくれ、老後に年金を受給できるメリットは有りますが、お金はいかに塊となる資産を早く作るかにかかっています。老後に年金でいっぱいもらうよりも早くスノーボール(塊となる資産のこと)を作る方がメリットがあるのです。

法人は納税が年に2回ですから、このタイムラグが資産を拡大させていく上で、大事になる訳です。会社員はこの点は、大きな足かせになるのではないかと考えております。

なぜ会社員はお金が貯まりにくいのか

私の個人的な見解にはなりますが、会社員がお金を貯まりやすくすると、働かなくなってしまいます。
そうなると、資本家は困ります。なので、なるべく会社員として継続して働いてもらうためには可処分所得を上げ過ぎずに、生かさず殺さずではないけれどもそのような給料設定をしている会社が多いような気がします。

そして、手取りの話ですが、ざっくりですが、給料の手取りは75~85%ぐらいとのことです。税金を含めた給料から15~25%差し引かれるということになります。私の印象では、25%ぐらいは引かれるイメージなので、仮に50万の給料だとして、25%引かれたら、37.5万です。大体手取りのイメージでは、このぐらいではないでしょうか。他には、一般的な話にはなりますが、下記が貯まりにくい点かなと思います。

・経費が使えない

・可処分所得が安定しているが大きく増えにくい

・残業すると勤務先から指導されるため、労働に人生を注ぎにくい

・住宅ローンを組みやすいため、家を買うことが多い。

・税金の支払いが早い

ほかにもたくさんあると思いますが、今思いつくのはこんな感じです。
個人的には、残業という概念を無くした方が良いと思っています。

例えば、20代で仕事を覚えたいときに、いちいち「残業になるから早く来るな」とか、「遅くまで働くな」とか言われましたが、本末転倒ではないでしょうか。
仕事を覚えて、軌道に乗るまで時間なんか気にせずに働けばいいと思うし、その方が精神的にも楽だと思います。勿論、帰宅してもいいし、そこは従業員の個性に任せてほしい訳です。家に帰ってから仕事の復習をすればいいみたいに言われますが、それこそ資料がなかったり、イメージだけでやるから効率が悪い。全員、一定の残業代を払い、それ以降は無償でも全然いいと思う。
仕事って覚えてから、楽しさが分かる訳ですから。

いつも思っていましたが、人によって覚える時間は違います。私は特に覚えるまでに時間がかかるタイプでしたので、よく怒られました。もっと働く時間を増やしていたら、早期に楽しく働けるようになっていた気がします。ストレスで良く飲みに行ってましたが、そうではなく、仕事をしていればもっと成長も早かったのではないでしょうか。なので、時間を気にせずに働ける職場の方が良いと思いますが、法律的に難しいのでしょうか。

人間は、疲れたら自分の意志で休めばいいと思います。もっと労働者にも権限を与えた欲しい気がするが、労働基準法があるから難しいのでしょうか。

なぜ法人はお金が貯まりやすいのか

法人を1度自分で作ってみるとよくわかります。

一番は、売上から経費を引いた後に課税されるということです。

会社員だってスーツを買ったり、バックを買ったり、経費がかかりますよね?それは給与所得控除で定額で差し引かれるようになっておりますが、法人は経費として、実際に使った額を売上から差し引ける訳です。つまり売上高を増やすための投資がしやすいのです。そうして、投資を継続していくと、どんどん売上高が増えていき、お金もたまってくるという構造になります。

・小さい話かもしれませんが、例えば消費税の話をしますが、保険代理店は簡易課税にすれば、売上高の10%の半分をおさめればいいとなっています。ということは、5%は自分の会社の売上になる訳です。

・他にも、納税が半年に1回なので、それまではある程度自由に税金を含めたお金を動かせます。
税金分のお金が無くなったら困りますが、借り入れもできます。
お金は貯まったお金を投資すると、時間の経過とともに増えていくものです。時間軸で考えるとよくわかりますが、少しでも早く多くのお金を投資した方が、資産の増加は早い訳です。

・運転資金の借り入れも個人では出来ないですが、法人ならできます。借り入れをしてレバレッジをかけて事業を拡大させていくことができる訳です。今だと、出資を募ってもいいですしね。

・利益率の高い、できれば仕入れのないようなビジネスは、それこそ法人にお金は貯まっていきます。
そのお金を運用して最近は、配当利回りの高い銘柄も増えていますから、株式投資をしていけば自ずと配当で会社運営がある程度できるようになってくる可能性だってあります。

まとめ

お金を貯めたい人は法人設立を考えるべきだと思います。

年収数千万円の突き抜けて稼いでいる会社員にとっては、こんな話は意味が無いのかもしれませんが、平均年収の会社員がお金を貯めるには、法人設立は良いと思います。

別に法人は規模拡大だけが全てでは有りませんので、ひとり社長でコツコツ働いていくというのもとても効率が良いです。

私が推奨するのは、「利益率の高い」「経費がほとんどかからない」「自分一人で完結できるビジネス」がおススメです。理由はリスクが低いからです。失敗しても大きな痛手を被ることは有りません。売上高が仮に下がっても経費が低ければ、生活が出来ます。そのため、長く継続しやすくなるのです。会社は信用ですから長く継続することで小さな信用を積み重ねていくことで、紹介も出ますし、経営が安定してくる訳です。

あとは、経費を削れば、売上高から少し差し引かれたお金を法人にストックしていくことができます。役員報酬も最低限にしましょう。そうすれば、法人で1億円を貯蓄するのも、誰しもが到達できるような気がします。

働かなくても食べていける状態になった時に、自分は本当に何がやりたいと思うのか。なるべく早めにその境地に達することができると、お金に縛られない生き方ができるようになると思います。要は好きなことを出来るという訳です。

確かにスケールの小さい話と言われればそうなのかもしれませんが、ミクロの世界で生きていく上では、大切なことだと思いましたので、記しました。

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