火災について、解説します。
保険会社のHPでは、火災の補償について、「火災」としか記載がありません。
どのような火災を補償しているのか、わかりませんよね。
この記事では、より具体的にどのような火災が火災保険の対象になるのかまとめます。
・放火(一番火災の原因で多いといわれています。)
・自分の過失による火災
・類焼(隣家から火が燃え移ってきた場合)
上記、3つが一般的な火災の事故です。
ここで、1点疑問がわきます。
類焼の場合には、火元の方がこちらの被害を補償してくれるのではないか?
だから、自分の火災保険では、補償をしてもらえないのではないか?
損害保険は、実損払いだから、そのはずだ!
そう思った方は、とても火災保険について、勉強熱心な方です。
素晴らしいですね。
回答します。
実は、日本には、「失火責任法」という法律があります。
これは、「重過失を除いて、火元に賠償責任がない」と定めた法律です。
なぜ、こんな法律が出来たのか?
それは、日本には昔は長屋が多くありました。長屋は1軒火が出ると、幅広く燃え移ります。
そんな際に、火元に賠償責任を求めていては、火元に過大な請求が発生してしまいます。
結局、資力がなければ払えませんから、火元に賠償責任があるとはせず、自分の身は自分で守りましょうっていうことにしているんです。
だから、火災保険は必要な保険なんです。
このページは概要を説明したものです。詳しい内容については、当社HPの「お問い合わせ」よりお問い合わせください。
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