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故障運搬時車両損害特約という知らないと損する車両保険の特約

補償内容

こんにちは。

今回は、自動車保険の車両保険に加入している人がオプションで追加できる特約の説明をしたいと思います。

特に、中古の外車を購入して乗る方にとっては、この特約は画期的なものではないでしょうか。

いずれ、採算が合わず商品改定といったことが起きる可能性もありますが、今のところ発売しておりますので、中古の外車を購入した際には、損保ジャパンの自動車保険に入り、車両保険を付帯して、こちらの特約を付けることを強くお勧めいたします。

それでは、内容について、解説していきます。

故障運搬時車両損害特約とは

まず、こちらの補償内容の説明を致します。

以下は、パンフレットからの文章をそのまま記載しております。

ご契約の自動車が故障により走行不能となり、レッカーけん引された場合に、ご契約の自動車の故障損害に対して、車両保険金額または100万円のいずれか低い額を限度に、保険金をお支払いする特約です。ただし、このご契約の自動車をレッカーけん引することについて、損保ジャパンへ事前連絡した場合に限ります。

参考:損保ジャパン株式会社 THEクルマの保険 個人用自動車保険 パンフレット兼重要事項説明書より

文章だと少し分かりにくい点もあるので、箇条書きで下記にまとめます。

保険の適用要件:故障で走行不能。レッカーけん引が必要
(ただし、レッカーけん引は損保ジャパンへの事前連絡必須)
補償限度額:車両保険金額または100万円のいずれか低い額
対象となる契約:初年度登録年月の翌月から起算して60カ月以上
       :車両保険を適用した自家用乗用車(普通、小型、軽四輪)のご契約であること
       :改造車、構内専用車、並行輸入車、外務省登録自動車でないこと

ざっくりこんな感じです。

新車は故障することが少ないですからそもそも加入できません。初年度登録の翌月から5年経過しないと加入はできない特約です。

対象にならない故障のケースとは

保険は入る前に、対象とならないケースの確認をしっかりと行っておくと後々のトラブルを防げます。

何か対象にならないケースは有りませんか?と加入前に聞くようにしましょう。

今回の、故障運搬時車両損害特約の対象とならないケースをご紹介いたします。

・自走が可能
・損保ジャパンにレッカーの手配の事前連絡無し
・バッテリーなどの消耗品(バッテリー、チューブ、冷却水等の消耗部品、オイル等の交換または補充に関する費用は対象外です。)
・法定点検漏れに起因する故障損害
車検切れのお車の故障損害
・違法改造車の故障損害

このようになっております。

この特約の名前が故障運搬時車両損害特約という名称の通り、運搬時という言葉が入っているので、自走できる場合は対象外になることを知っておいてください。

車両保険を付帯しないと故障運搬時車両損害特約はつけられないが、車両保険には、2種類あることはご存知でしょうか?

あまり知られていないのですが、車両保険には2つの補償があることはご存知でしょう?

①一般条件

②車対車限定危険

この2つがあります。

違いは、②の車対車限定の場合、「電柱・ガードレールに衝突、自転車との衝突・接触、墜落転覆」といった事故は対象外になることです。簡単に言うと、単独事故は対象外と言えるでしょう。

ただし、②の車対車限定であっても、「ご契約の自動車以外の自動車との衝突、あて逃げ、動物との衝突、盗難、火災・爆発、台風・竜巻・洪水・高潮、落書き・いたずら物の飛来・落下」は対象となるため、実は結構範囲が広いです。

マーカーをした事故は、最近は特に多く発生しています。例えば、車を駐車していて、買い物して戻ってきたら、車に傷がついていたや、自宅の駐車場に停めていたら車のエンブレムが壊されていたや、高速道路で石が飛んできて窓ガラスが割れたなど、結構こうした事故もございますので、車両保険が高いなーという人は、この車対車限定危険だけでも良いので、検討してみてはいかがでしょうか。

また、①または②のいずれかを決め、その後に自己負担額(免責金額)も決める必要があるので、自動車保険は、結構決めなければならない要素が多いので、しっかりと自分でも理解した上で、加入しましょう。

お、保険料を確認すると、①よりも②の方が車両保険の保険料が約半分くらい安くなりますので、2つのパターンで作成して、保険料を比較して決めるのもありでしょう。

因みに、故障運搬時車両損害は、②の車対車限定危険を付帯していても、付けることはできますので、ご安心ください。

自動車保険について、詳しく聞きたい方は当社までお問い合わせください。

宜しくお願いいたします。

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