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マイクロ法人は本当にやめた方がいいのか?

ひとり社長

こんにちは。

お客さまに有益な情報を提供するために、久しぶりにブログを書きました。

お手隙な時に拝見してもらえると幸いです。

今回は、マイクロ法人(ひとり社長)について、動画でやめた方がいいという意見があったので、それについて私の持論にはなりますが、反論をお伝えいたします。

結論から言うと、私はマイクロ法人をお勧めしています。
本にも書いておりますが、マイクロ法人を作って法人でお金を貯めることが資産家になるための最も近道だと考えています。それでは始めていきます。

法人にお金を貯めると自社株の評価が高くなりすぎて、相続の時に困る 

これは正直、相続税をおさめるほどの多くの内部留保を残していくことになった時に考えればいいと思っています。会社経営は景気に左右されるため、良い時もあれば悪い時もある。順調にいかないことだって多い訳です。

そうした不安定な経営環境において、内部留保が多くあることは精神的に安定する効果が大きいので、やはり法人にお金を残すことを大前提に考えた方が良いと思います。

最終的に法人でストックしたお金をどのように個人に出すのか、そこは大きな問題になりますが、法人から個人に資金を移転しなければならないルールもありません。自己株式を子供などに相続させて、会社を継続させることだって可能です。

相続税対策としてはいずれ不動産投資を行ない、負債を増やし、資産を圧縮することは必要ですが、それらは多くの内部留保ができた後に考えればいいのです。

まずは、会社経営を安定させることに注力した方が良いでしょう。

マイクロ法人は役員報酬を下げるから、将来の年金が減るリスクがある

これは確かにその通りですね。マイクロ法人を作って、一般的には役員報酬をものすごく減らすというのが税金対策にはベストな選択肢でしょう。

ただ、役員報酬を減らせば年金は、ほとんど国民年金部分ぐらいしかもらえないようになってしまいます。
厚生年金と比較すると将来のもらえる年金が少ない訳です。

でも、将来的に年金制度がどのように運営されていくか分からない中で、それを頼りに老後を過ごすのは得策ではないでしょう。

年金を充てにせずになんていうと、不動産投資の営業みたいな言葉ですが、個人的には、株式の配当金や家賃収入など、不労所得で生活ができるようになる体制を60歳までに構築していくことが大事だと思います。
なので、将来の不確実なものを充てにはすべきではないということです。

役員報酬を下げたら生活ができないのではないか?

確かにこれはリスクとしてはありますね。

でも毎月いくらお金を使いたいのかは、人それぞれですよね。

今は共働きの世帯も多いと思いますから、配偶者が会社員だとしたらそのお金で生活をするということだってできます。そこはやり方次第のような気もします。

自分が使いたい分のお金を役員報酬として最低限もらうことにすればいいと思います。

個人的には、年を取ってくると物欲は下がり体験にお金を使いたくなりますが、その体験の費用は法人の事業に関連するものであれば経費にもなりますし、割と経費で使える範囲は広い気がします。

例えば、趣味のお金や物欲が強い人にとっては、役員報酬を下げることはストレスになるかもしれません。
そこはある程度、役員報酬を増やすなどして、調整をすればいいのかなと思います。

まとめ

私の意見にはなりますが、マイクロ法人を作って、資産収益(株式の配当金や不動産の賃料)を増やし、資産収益から役員報酬を受け取り生活費を賄うようになることがお金に縛られない生活をするためには、必要不可欠だと思います。

そうなれば、事業所得が上がったり、下がったりしても生活に困る事は無いので、お金に左右されずにやりたいことをできる生活ができるのではないでしょうか。

お金のために働くのではなく、自分がやりたいことをやってそれがお金に繋がらなくても生活が問題ない状態を作ることで、人生を謳歌できるのではないでしょうか。

でも意外と、自分がやりたいことって探すのが本当に大変ですよね。

仕事の中にもあったりするんです。例えば、お客様のために提案した結果、ありがとうと喜んでもらえたら誰しもがうれしいですよね?こうした人から感謝されることって仕事を通じてしか味わえないものなんですよね。

社会との繋がりの中で人は、生きている意味を見出すところがあるので、昨今のファイヤーをするのではなく、仕事を程々でも続けていくことが楽しい生活をする上での秘訣のような気がします。ただ、会社員として続けるのではなく、独立すると自分のペースで主導権を自分が握れますから、とても楽しく働けます。

最近は、会社を売却して、その売却資金で一気にお金を作るという人もいますが、個人的には急がなくても良い気がします。会社売却の戦略をするには、多くの金を投資して、売上高を増やしていくことが最重要になるので、どんどん会社の規模拡大に舵を切っていくことになります。それが楽しい人は良いと思いますが、そうではない人はマイクロ法人を作って、内部留保で生活できるようになる方が良いです。

事業の売却はせずに、事業は永続的に継続していく。資産収益から安定した利益を作っていけば事業のプレッシャーもなくなり、割と気持ち的に楽に事業を継続できるでしょう。

私は、お金に左右されずに生きていけるようになるために情報発信を続けていきたいと思います。

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