こんにちは!
台風19号の被害もまだまだ残っている方も多いかと思いますが、
本日は、火災保険の請求方法について、解説をしていきます。
火災保険は不動産売買のご契約の流れで契約をしてしまうことが非常に多い保険です。
結果、契約内容を理解せずに、契約をしてしまうこともあり、保険金の請求漏れが発生しています。
今回は、正しい請求方法を理解し、請求漏れを防ぐことをゴールにしましょう。
保険金請求書類って何が必要なの?
まず、保険の請求にあたり必要な書類は2点です。
①写真
②お見積書
こちらです。
写真がなぜ必要か?
それは、事故があったという証拠を保険会社は確認する必要があるからです。保険会社は事故があった場合に、高額な事故でなければ、いちいち現場検証をしません。
但し、事故があったことを確認しないと、保険の認定も出来ないことから、
写真を契約者にお願いをしているのです。
事故が発生したら、写真を撮って、証拠を残すというのはとても大事ですね。
次に、お見積書です。
火災保険は実損填補です。ですから、実際にあった損害額を補償する保険です。
そのため、実際の損害額を調べるために、お見積書が必要です。
そのお見積書で保険金を認定をします。
見積作成が出来ない事故のケースはどうしたらいいのか?
例えば、
①家財の契約で家にあるロレックスを盗難されてしまった
②テレビを落として壊してしまったが、修理が出来ない
③家が全焼してしまった
上記ケースでは、請求方法が写真は変わらずに必要ですが、
お見積書は作成依頼できません。
その場合には、それぞれ対処方法について、解説します。
①盗難の場合には警察に被害届を出すことが必要です。
その上で、被害を受けたものを警察に申告し、その申告した被害届を保険会社に提出することで認定を受けることが出来ます。
②買った時の領収証が残っていれば、それを提出して頂き、同じ型番の再取得価格を補償します。
ところが、当時の購入金額がわかる書類が残っていない場合には、TVの型番をネットで調べて価格を調査し、その金額を補償する事になります。
③家が全焼したケースはまず、保険会社の鑑定人が現地に訪問します。
躯体の損傷の程度などを確認し、全焼しているかどうかをチェックします。
その後、全焼の認定がおりれば、無事に加入していた保険金額の全額をお受け取り頂くことが出来ます。
写真を撮り忘れたらだめなのか
事故の状況によっては写真を撮ることが出来ないケースもあります。
その場合には、現場の状況を説明して理解をしてもらえるケースもございますので、諦めずにまずは契約されている保険代理店に連絡をしましょう。
まとめ!
・保険金の請求は難しくない!そんなに手間もかからない!
・どうせ加入するなら、保険金の請求をフォローしてくれる代理店から契約するべき。
・火災保険は保険金の請求をしても保険料は上がらない。
・火災保険は保険金の請求をしても、修理するかどうかはその人に任されているため、保険金請求だけして、修理しないという選択肢もとれる。
いかがでしたでしょうか?
近年、日本全国で災害が多発しております。
災害時に安心して生活するために、火災保険は必要不可欠なものです。
とても大事な保険なので、理解をして、加入をしましょう。
このページは、2019年11月26日時点の内容のため、内容が変更になっている場合があります。
また、このページは概要を説明したものです。詳しい内容については、当社HPの「お問い合わせ」よりお問い合わせください。
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