自動車保険の入り方について

今回は、自動車を新規に購入して新たに自動車保険に入る方に向けて、参考になればという思いで記事を書きました。

初めて自動車を購入された方などは、自動車保険の補償内容をご存じない方も多いと思いますが、自動車を購入した以上、最低限の知識は持っていただいた方が良いと思いますので、ここでお伝えいたします。

自動車保険の新規契約にあたり必要な書類について

まず自動車保険を加入する上での必要書類について解説していきます。

①　免許証
※免許証の色および有効期限（年月）を確認しています。ゴールド免許の場合保険料の割引があります。
尚、免許証の有効期限が切れているとご契約できませんので、ご注意を！

②　車検証
※型式、車台番号、初年度登録年月、登録番号、所有者の確認のため必要です。

③　中断証明書
※中断証明書とは過去に自動車保険に加入し、その時の等級を残すために発行するものです。必ず提出ください。中断証明書の記載の等級から開始できますので、一番初めの６S等級からスタートする必要が無くなります。

④　他社からの切り替えの場合には保険証券
※自動車保険は前契約の保険会社、証券番号、期間を入力する必要があるため、こちらが必要になります。

③と④はいずれかお持ちであれば、保険代理店に必ずご提出ください。

前契約のない全くの新規の場合には、①と②があれば問題ありません。
納車前に車検証については、必ず購入元からもらってください。
所有者変更する前でも型式、車台番号、初年度登録年月は確認が取れるため、保険料を計算することができます。

あとは、車両の購入金額、個人情報（お名前、フリガナ、ご住所、電話番号）を伝えれば作成が可能です。

・補償開始日：納車日に設定すれば問題ないでしょう。

開始時間も設定する必要があるので、納車する時間には必ず保険がかかっている状態になるように時間もしっかりと加入代理店に伝えておきましょう。

・契約期間：１年、２年、３年とするのが一般的ですが、事故で保険を使うことを考えると３年契約とするのが安心かと思います。１年契約になると、事故で保険を使った場合に翌年等級が下がり、保険料が上がってしまうため、保険を使いにくいといったデメリットがあります。

・払い方：月払い、年払い、一括払いとありますが、概ね年払いが人気です。理由としては、月払いだと最大５％の割増保険料となるため、３年契約の年払いが払いやすい方法ではないでしょうか。

・払込方法：最近はクレジットカードのポイントを貯めている人も増えていますので、ポイントのためにカード払いを希望される方が多いイメージです。

補償内容については、次に説明いたします。

補償内容を考える上で、一番初めに決めることは、車両保険を付帯するのかどうかです。

自動車保険の中で一番高い保険料と言われるのが車両保険です。

ここをつけるのか、つけないのか、この辺りがとても重要なポイントになります。
運転頻度、運転歴、事故歴、車両の金額、お客様のご希望など様々なことをお客さまからお聞きして、アドバイスをしております。

また、車両保険には大きく分けると、一般条件と車対車限定と２つございます。
この辺りも保険料が結構異なりますので、補償内容の違いを説明し、お客さまが選択する形になります。※更に免責金額の設定もございます。

車対車限定になりますと、単独事故や自転車との事故による自分の車の修理費用を車両保険から補償することが出来なくなる分、保険料がお安くなっております。

車両保険が決まったら、故障時に保険が請求できる故障運搬時車両損害特約の付帯の有無を確認し、
後は対人、対物、人身傷害は無制限にして、最後弁護士特約を付帯して、代車特約の有無などを確認すれば大枠は問題ないでしょう。

例えばドラレコ特約、車両新価特約など、更に細かな特約もございますので、この辺りはお客様の希望に合わせて説明をしていくことになります。

１つ自動車保険を加入するにも様々な確認事項や各種特約もございますので、なかなかご自身だけで保険を選択するのは難しいという人も多いのではないでしょうか。この特約は付けた方が良いのか、免責金額はいくらにすべきかなど自ら決めなければならない項目は多岐にわたります。

当社は、お客様の購入した車の車種や運転頻度、車両価格などに応じて、予め想定されるリスクに対して適切な特約、補償内容をご提案できることを強みにしております。

それはひとえに、自動車の事故対応の経験を重ねた結果、事故例に基づいた経験上のアドバイスができるためです。

自動車保険は保険料だけで判断するものではありません。事故があったときに、利用できる保険でなければお客様自身に大きな損害を被ってしまいます。

是非とも自動車保険のご相談は当社までご連絡下さい。

何卒、宜しくお願い致します。