こんにちわ!
2019年9月23日グッディで火災保険の話をしてました。
多くの人が火災保険について、内容を理解していないんだなーって実感しました。
コメンテーターの人が
「柱一本残っていたら、全損ではないから、加入している火災保険の保険金額の全額を受け取ることが出来ない」的な話をしてましたが、
その場でFPの人が「それは違う。都市伝説です。」と否定はしておりました。
火災保険について考えたことが無い方は今だに、そんな迷信みたいなことを信じているんだろうなと思いました。
火災保険について、「保険=わからない」ではなく、
今一度、正しい知識を身に付けて頂き、災害が多い時代に備えて頂ければと思います。
被害を受けた千葉県民の方には、心より復興を祈っております。
台風による被害の事故例について
まずは、台風19号でどんな被害が発生しているかをお伝えいたします。
マンションではなく、一戸建や賃貸アパートのケースで紹介します。
・屋根の破損
・床上浸水
・屋根の破損後の水濡れ
・窓枠の破損した結果の水濡れ
など、分譲マンションについては、被害は多くありませんでしたが、
アパートを一棟所有しているオーナーや一戸建ての所有者などに多くの被害発生しています。
やはり、マンションではなく、一戸建てを所有している方やアパート経営をしている方は、火災保険について、真剣に考えた方が良いですね。
今一度、自分の加入している火災保険の状況を確認しましょう。
保険金額とは?保険金額の適切な設定方法とは?
今一度、加入時に戻って大事なことを考えていきたいと思います。
保険金額とは、「事故があった際に補償を受けることが出来る限度額」です。
火災保険は実損填補ですから、実際にあった損害額を補償します。
その上で、その建物の限度額を設けております。その限度額が保険金額です。
この保険金額の設定は、新築で一戸建てを建てていたら、
建物金額が明確に分かりますので、建物の建築価格で設定をすれば問題はないでしょう。
ところが、中古で一戸建てを購入した場合はどのくらいかかるのかが分からないと思います。
そんなときには、保険会社のシステムで「建物の構造と延床面積」を入力すると、㎡単価で再建築価格の設定が出来ますので、それを参考にするのが良いでしょう
自分の火災保険の保険証券から保険金額がいくらか確認しよう
一戸建ては、台風が起きた際に大きな被害を受けることが今回の千葉の件で判明した訳ですから、自らの契約について今一度確認をしてみる必要があります。
今設定されている保険金額で自分の建物が本当に再建築可能なのかどうか、
その点をチェックし、火災保険の見直しも考えてみると良いかもしれません。
✔ 自分の火災保険の建物保険金額の設定を確認しましょう。
(ついでに家財も確認しましょう。)
✔ 地震保険についても今回の事故をきっかけとして再度確認をしましょう。
実は2019年10月以降に火災保険は保険料が上がります。
(一部保険料が下がるケースもありますが、殆どの人が上がります。)
然しながら、再建築が出来る保険金額の設定をしないと、
結局災害が起きた際に守ってくれない保険になってしまいます。
「日常のリスクを平準化するもの」が保険ですから、安心した生活をするうえで必要不可欠なものです。
是非とも再度、確認をしましょう。
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